大阪ATCホールで10日から12日まで開催されたLIVING & DESIGN 2018へ行ってきました。
気になる製品や会社がたくさんあり、楽しく勉強になりました。
何回かに分けご紹介していこうと思います。
今日はGOOD DESIGN AWARD BEST100に選ばれた作品が展示されていたので、少しだけご紹介。
調理ができる器 9°(クド) 株式会社カブ・デザイン
電子レンジから冷蔵庫まで調理ができる器9°。
220度から−20度までの耐熱性樹脂素材で、電子レンジでの加熱調理や、冷蔵冷凍での調理や保存に使用することができます。
調理後はそのまま食卓で器や小皿として使い、食洗機も使用できます。
バランスよく調理できるよう本体角度は9°に設計され、グリーン基調のカラーバリエーションで美しい収納ができます。
電子レンジ加熱時の発熱量が低い材質のため器内の食材を効率よく加熱でき、
根菜などは水分をにがさずにふっくらと仕上がるそうです。
《洗い物が減るし、調理も楽、美味しく仕上がり、見た目がおしゃれ、言うことない、買うしかない!!》
オーダーメイドのぬいぐるみ クリッチャ エソラワークス
子供が描く想像力あふれる落書きやお絵かきを、立体感のあるぬいぐるみに再現するサービスが
【オーダーメイドのぬいぐるみ・クリッチャ】です。子供の絵の個性を活かしてそれぞれに制作しているので、
決まったデザインはありません。子供独特のいびつなタッチのまま表現したり、色を塗っていない絵でも
カラフルなぬいぐるみにもできます。幼児の描く線だけの抽象的な落書きもヒントをもらいながらユニークな形に具現化します。
自分が生み出した世界に一つしかないデザインを触れて遊べるぬいぐるみとして再現することで、
想像は現実となると実感でき、子供の想像力と可能性を伸ばすことができるサービスだそうです。
《幼い時しか描かないであろう、首から手が出てたりする絵や頭のてっぺんが平らな絵。レシートの裏や広告の裏に書いた時に限って可愛いねん・・・。
そんな絵もぬいぐるみになると、大事にとっておけそうですね。》
絵本 一人称童話シリーズ
もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。一人称童話シリーズはそんな変わった着想から生まれた絵本です。
『昔々あるところに・・・』でおなじみのスタンダードな昔話は、決まってその話法・視点は3人称。
一方このシリーズで描かれるのは、そうしたいわゆる「天の声」ではなく主人公たちの語られなかった(例えば)胸の内に他なりません。
桃太郎やシンデレラ、浦島太郎の視点を借りて、物語の世界を自らの目で見つめ、彼らになったつもりでその気持ちをひしひしと感じてみる。
「他者の気持ちを感じる、想像する」ことを、子供たちに楽しみながら体験してもらい、
「共感と想像の力」を広げてもらうことが究極的な目的だそうです。
《いや、どう考えても、子供達より、私たち大人が先に読んでしまうでしょ!!》
やっぱりGOOD DESIGNというものは、見た目だけでなく、心を掴む何かがともなうものですね。
発想力のある人の頭の中は、枠や限界がない、無限の広がりがある宇宙のようなものなのでしょう・・・。
絵本がとても気になるので、明日本屋に行ってみよう!